2008年10月31日

ショアマサ

ショアジギ、フルタックルでの青物釣行。西の風3→4m、北からのウネリ1m→1.5m、この条件で釣行できるのは市内だとあそこAとあそこBか…

でも、あそこAは北のウネリだと怖いし比較的お手軽なあそこBはこの時期場所鳥合戦で熾烈なんだが、釣れてるって話ないから空いてるかも?

ってことで、あそこBに向け4:30出発。

20分ほど車を走らせ、10分ほど山道を歩くとあそこBに到着。真っ暗な磯場に降りていくとすでに餌師のオジサンが一人いた。

狭い磯場で袖を触れ合いながらの釣り、まずは丁寧に挨拶をしルアーだが一緒に釣りをさせてもらえるかどうかお伺いをたてる。ダメだと言われると元も子もないのだが、挨拶もせずに黙って入って相手の機嫌を損ねる方がもっと怖い。堂々と目の前にウキを流されるからだ。

ここで一番乗りできるか、二番手に甘んじるかの違いが出る。一番乗りなら立場は逆転、まぁ、ルアーの若造が手練れの餌師に挨拶してもらえることは少ないのだが、キャスト方向の選択権は我が身にあるのだから。

この日は不本意ながら二番手になったのだが餌師のオジサンはいい人で良かった。気持ちよく隣に入れてもらうことができた。タックルの準備をしながら次の段取りに入る。そう、オジサンとの会話だ…非常に大切な作業。この会話でオジサンをヨイショしてどのくらい機嫌良くさせられるかでキャスト方向の自由度がまったく変わってくる。汽水から磯に出始めた頃は本当に苦労した。餌用語がわからなくて会話が続かないのだ…今でもわからないことだらけだが、一つ会得した技術でなんとか交わしている『わからないことは教えを乞う』これだ。

グレの話、イカの話、この磯のこと、曳いては孫の話、色々聞いた。そして、オジサンをヨイショすることに成功。これでエリアの40%は制圧できた。が、どんなに頑張っても二番手がそれ以上を確保できることはない。あとは釣りに専念するのみ。


そして実釣開始、暗い内はとりあへず磯際でシーバスを狙ってみる…不発

ほのぼのと明るくなり出した、トップで青物を狙ってみる。ウネリでうまく引けない、てか引けたとしても波に消されてアピール不足だろう…不発

ようやくジグを投げられる明るさになってきた、と言っても圧倒的に光量不足、ショアブルー80gのグローを選択してみる。一投目、ワカナというには大きすぎるバイトが手に伝わってきた。そのままシャクリ続けるも…不発。ラインに傷はなかった、あるいは○○○○だったかもしれないというかそういうことにしておく。

そしてご来光、ショアブルー80gグローから同ゴールドにチェンジ。この時点から徐々に風が強くなってきた。それでもオジサンと二人で1時間も頑張っただろうか、風は段々と北寄りに変わり横方向から吹くようになり釣りそのものが非常に辛くなってきた。ショアジギで横から風を食らうとワンピッチでしゃくってもラインスラッグが取れないのでまったく釣れる気がしない。キャスト方向に対して30度も違えばショアジガーを殺すのには十分だ。

辛いのは餌のオジサンも同じようで撤収すると言い出した。基本的に餌釣りの方が風には強いと思うのだが、籠釣りでフリーに出しているラインのスラッグがワタシの方に孕むのを嫌ってるというか、気遣ってくれたのではないかと思う。もしかして100%制圧?ありがとうございます。

と言っても、こっちも事切れる寸前。オジサンが撤収を言い出すのがあと3分遅かったらワタシがくじけていたそんな感じ。何故そんな状態でも振り続けたのかわからない。強いて言えばウネリで荒れ気味の海況に淡い期待をしていた、それだけ。

オジサンが帰って10分くらい経過、相変わらずジャークにラインスラッグを全く取れない状態だが、それでも我慢してしゃくっていると…



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ついにきた…ヒラマサ64cm、叉長56cm



ウネリ、風の向き、大きさを調べ行き先を決定。場所取りのために早い時間からの出発、山道を自分の足で歩いて釣り座へ、そして餌師との陣取り合戦。風と戦いながら辛い思いをしシャクリ続け、ヒット!!寄せてタモ入れ。100%自分の力で獲った一本、大きさは関係ないです。嬉しい、すごく嬉しいです。

何の苦もなくドアツードアで釣り場へ、場所取りもなければ陣取りもない。風の向きに船長が船を回してくれる、オフショアジギングは楽なんです。でも、そこにはショアからはまず獲れない大物との対峙が待っています。オフショアは楽しい、すごく楽しいんです。

おぼろげながらわかってはいたんだけど、そんな違いにはっきり気づいた釣行でした。



あ~、マジメくさって長文書いてほんと疲れた(´・ω・`)

ショアジギの方が100倍楽です(笑)


最後まで読んでくれた人と最後しか読まなかった人、ありがとうございました(爆




2007/10/29 AM08:10大潮 曇り
Daiwa SEAHAEK SJ97H
Shimano 99STELLA8000H
PE3号+Seaguar14号4m
Maria ShoreBlue80gGFPH
cultiva SJ-38 5/0
ヒラマサ64?

===追伸===
餌の方とのやりとりを面白おかしく書いてますが、決して愚弄するものではありません。会話によって餌の方から得られるものもたくさんありますし、コミュニケーションを取ることによって釣り場での無用なトラブルを生まないようにしたいものです。   
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2008年10月27日

めずらしい画像?

9月某日、その日はキャプテンクニーのお誘いをうけオフショア釣行をしておりました。同行者は☆さん

水深50m付近の瀬周りを流してもらっていると、グッグッーと結構良い引き!(゚∀゚)ヨッシャー!キター!すると隣の☆さんも『キター!』Wヒット!マメヒラの群れに当たったな。グリグリ巻いて揚げると…

うん?えっ?そんな…ハマチ!?(゜Д゜≡゜Д゜)?これハマチだよね!?こんなん今居るんか…

すこし間をあけて☆さんの獲物も揚がってきた…ハマチでしょ?(´・∀・)

工エエエ(゚Δ゚;)ヒラマサ!?


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というわけで、ハマチとヒラマサのコラボ(´・ω・`)

双方とも60cm弱



以前、『ハマチとヒラマサの違い』をこのブログで書きましたが、こうして同サイズが並ぶとよくわかっていただけると思います。

体色…ハマチ、青っぽい。 ヒラマサ、全体的に黄色味を帯びている。

体型…断面が、ハマチ()でっぷりと太い。 ヒラマサ()薄い

この辺でパッと見でわかるんですが、ヒラマサは胸ビレがピンっと立ってるのも特徴です。

キャプテンクニーもハマチとヒラマサが同時に揚がってくるのはめずらしいと言ってました。


帰り際、コソッとヒラマサを持って帰ろうとしたら…

もしもし?tapさんのはこっちですよ(´・∀・)

チィ! 奴もよく知ってやがる(´・ω・`)



フンッ!うんち
  
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2008年10月23日

ワカナ王子

kitty凸男、☆さんとのコラボフィッシング…二人に情報を集めてもらうと某港付近でのみ釣れてるらしい。でも、あそこで釣れるとすごい人でごった返すでしょ、土曜日だしどこにも入れないって(´・ω・`)


と、思うでしょう。ところがですねぇtapさん


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明日は港のお祭りで、渡船も休みらしいですよ!



凸男くんの Go!Go!kitty丸 で沖磯渡りましょう(゚∀゚)

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ほんと、この人達の情報収集力、行動力にはいつも感心させられる。



キャプテンキチィーの水先案内にて某沖磯へ。沖に向かって左端に先行者餌師が3人、それに並ぶように右端に我々3人が入る。

すでにワカナが釣れ盛ってるようで、このペースで釣るとすぐクーラー一杯だなんて話し声が聞こえてくる。小さいナブラも出てるが、どうせワカナ、あせることはない。


お遊びでトップを引くとすぐに反応が返ってきた。


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なんてクールに書いてますけど、めっちゃ嬉しかったですわぁ(´∀`)

人生初トップ青物~♪



☆さんはというと、どうせワカナだからとライトタックルを持ち出して遊んでる。はい、来ましたぁ(´∀`)え?え?これワカナちゃいますよ(゚Δ゚;)下にガーっと突っ込まれてはいご愁傷様(´・ω・`)たぶんヒラマサ

隣の餌師を見てると、どうもワカナを釣り上げるとそれにヒラマサがわらわらっと着いてくるようで、ワカナが掛かるとすぐに揚げず、わざと磯際で遊ばせてその先に別な人がキャスト、するとヒラマサが食ってくる!というメソッドでポツポツと60cmくらいのマメヒラを揚げている。

ワシらもあれ真似しますかっ!とやってみるのだが、掛けたワカナに着いてくるのはワカナ(´Å`)

まじめにフルタックルで超真剣にシャクルけど釣れるのはワカナ(´・ω・`)お隣はワカナとヒラマサ…

そのうちフルタックル振るのが馬鹿らしくなってきて、ワタシもライトタックルでワカナ釣り。こんなことして遊んでるとガツンっと大マサが来ちゃったりするんだよねぇ!なんて期待してみたけど釣れるのはワカナ…


☆さん、ヒラマサが釣れないといつもなら磯で爆睡体勢に入るのだが、

この日の彼は一味違った…


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ワタシが釣り上げる先からワカナの開き造り(笑)



結局、磯際でテンション抜いてオートリリスしたのも含めると12、3本掛けたでしょうか…一番餌師寄りにポジションしたワタシが一番釣果が良かったのですが、それにしても20mしか離れてないのにヒラマサが一本も出なかったのは

・単に立ち位置の問題
・ヒラマサがエビに着いてしまった
・ワタシのシャクリがヘタレ

のうちどれなんでしょうか?


月曜日はCPS師と市内の沖磯渡ってワカナ2本。前回の釣果報告から連続25本ワカナ続き


ワカナ王子と呼んでください(´Å`)
Please call me "prince Wakana"!(wara)
  
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2008年10月17日

SALTIGA

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daiwaソルト系リールの最高峰ソルティガ

のメンテナンス依頼がきました。




分解始めにスプールをはずして

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こういう特殊工具(笑)を使うのは他のダイワリールと同じなのですが、




ローターをはずすと

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え?これってマジに特殊工具がいるんじゃない!?




SALTIGA使いの☆さんに電話で聞くと…

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特殊工具で開けてください。と、(笑)




ボディは六角レンチで開けます。

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六角の大きさは2.5mm




ボディを開けると目に入るベアリング

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CRBBではなくて、汎用のステンレスミニチュアベアリングです。

これ、ケチってるわけじゃなく、もう各所にこれでもかっ!って
ほど防水シールが入っていて水が入らない設計になってるから
(実際はどうか知らない)防錆ベアリング使う必要ないんです。

一方の雄、08ステラSWはどうなの?ってパーツリスト見て
きましたが、SA-RB使ってますね。完全防水の自信がない
のか、海水が入ったときの安全策を採っているのか、ミエか?


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10/17 15:00追記
この記事書いたときはdaiwaのパーツ検索システムがお休みの時間帯だったので調べられなかったんですが、今見てみると現在はCRBBになってるみたいです。

tokyo_jigheadさんのとこ見たら2001年発売ですか…こんときまだCRBBなかったんですかね?『CRBB不使用!完全防水自信あり!』くらいのセールスコピーでTHAILAND製のベアリング使い続けて欲しかったなぁ(´・∀・)
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フタを開けて目を引くのは、インフィニットストッパー
と二重に施してあるこの逆転防止機構

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マスターギアからピンが出ていてインフィニットストッパーが機能
せずに逆転するとテコの原理でギアに噛み込むようになっています。

超大物と対峙したときハンドルが逆転すると骨折もあり得るわけで
非常に親切な設計なんですが、こういう機構とかが付いてるから
シールだらけで重い巻き心地が更に巻き重りするんでしょうね…

マスターギアを見てください。グリスべっとり着いてますよね。
しかも固そうなグリス。どうも他の機種とは違うグリスのような?




インフィニットストッパー、NSK JAPANの刻印が

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これも他機種と別設計になっていて、ガッチリとした造り。
シマノのインフィニットストッパーに近いタイプですかね

分解したときグリスとオイルとでベトベトになっていました。
これってヤバイんじゃない!?ってことで、洗浄してオイル
だけ吹いて組み立てたのですが…巻いてみると

キィーキィー音鳴りするんです。

☆さんに聞いてみると、そんなもんだと(´・ω・`)
グリス流し込むと直るらしい…


まっ、もう一つ逆転防止機構が付いてるからいっかぁ(´・∀・)


って問題じゃないんで、キィーキィー音鳴りするまま渡しましたが…



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10/17 17:00追記

分解してみてSALTIGAほんとイイですね!機構が単純明快で正に漢のリールって感じ。これが他のdaiwaリールだとその単純さが安っぽく見えるんですが…実際、安く作ってるだろ(汗)

ところがこのSALTIGAのオーナー、今は08STELLA使ってるんですよね。更に98STELLA10000持ってきて、これ使うから直してくれと…なんでもハンドルノブのセンターからの距離が微妙に違うそうで、、、色々使ってみてわかる違いなんでしょう。ワタシなんか一人の女しか知りませんから99STELLA8000Hハート萌え(笑)   
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2008年10月14日

久々のオンショア

2ヶ月ぶりのショアネタです(´・ω・`)丘釣り、この2ヵ月でシバスを1時間ほどしただけ??

先日、そにーにょ師が三角飛び港でマゴチ釣れましたと律儀にメールくれたので久しぶりに行ってきました。本当はその近傍の超一級磯に逝きたかったのですが道すがら渡船屋さんに電話をすると今渡船してないと…地磯なんで歩いて行けるんですが、すごく難儀な道程でワタシ山道は苦になりませんが最後の巨石ゴロタ場が大嫌いなんです。仕事前の釣行なので無理したくないし2000円出してドアツードアならその方がいいくらいの感じです。

一人での渡船を断られるとか先行者がいたとか様々な事態を想定し、ショアジギフルタックル、ライトショアジギタックル、エギタックルと3種類準備していったのですが、結局お手軽な港外向きを選択したので出したのはライトタックル。35gMAXのシーバスロッドTENRYU SRM96ML と98Twinpower4000Hのセット。マゴチを狙いながら青物、願わくはヒラマサ…60cm以上のが来たらワタシの技術ではまず獲れないですけどね(´・∀・)


そんなこんなで開始

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ラッキーなことに朝マズメ2投目に小振りですが50cm弱の本命くんが(´∀`)
ジグはカルティバ撃投ジグ40gピンクゴールド



その後、マゴチの当たりはパッタリなくなったんですが

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ワカナ?ヒデリゴ?35cmくらいのがポツポツと3時間で10本くらい釣れました。
ジグは撃投40gとザウルスのHILLAJIGLLA45g



腹がぽってりとして、ほとんどの個体がよく肥えてました。何食ってんでしょうね?おいしそうだったんですが、大きさが大きさなんで全部リリスしましたんでわかりません。

あ~、磯場でフルタックル振りてぇぇぇぇ!!!!   
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2008年10月11日

off shore New Rod!…Debut!

オフショアロッドを購入し、一刻でも早くシャクってみたいというワタシの気持ちを察してキャプテンクニーさんが早速の試し振りに連れて行ってくれました。

ジグを落としドキドキしながら着底を待つ、着底…シャク、シャク…うっ!柔らかい(´・ω・`)どうも「誰でも釣れるロッド」60S-4に比べてバット部がやわらかい感じです。先のハリに気をとられて胴のチェックを怠った、てかワタシのロッドに対する目利きは素人並なんですorz

どんなシャクリをすれば綺麗にヒラを打たせることができるか…それを探りながら色々試してると早くも3投目に何かが当たってきました!揚がってきたのは40cmくらいのサゴシ(´・ω・`)どーでもいい獲物なので画像はありません。とりあへずおにゅーのロッドに血を吸わせてやることはできました(笑)


この日、魚探に派手なベイトの反応は出てくるもの非常に厳しい状況でした。

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こんな真っ赤になるほどベイトが固まってる時はあまり良くないというキャプテン談



そんな厳しい中、同行のyamaneさんが80cmくらいのサワラ?サゴシの親分?を2本ゲット!群れに当たったみたいでワタシにも来ましたが、ファイト中にパチッ!っと音を立ててリーダーが切れました。どうも食ってきたときリーダーに傷が入ったようで、引きに耐えきれなかったみたいです。


お願いだから歯をたてないでくれ(´・ω・`)



虎の子のスティンガーバタフライロング120gをロスト、サワラがウロウロしてる状況で2000円近くもするジグを気前よくシャクれるほどお金持ちではありません。800円くらいの安物なんだけど、なんか食ってきそうなセンターバランスでロングシェイプなジグに付け替え様子を見てると(同船者がヒラマサを掛けたら速攻ブランド物にチェンジ(笑)青物らしきものが食ってきました!

もう、おニューのロッドはバット部から派手に曲がってるし、下に突っ込んでいくので、ワタシ的にはヒラマサキタだったんですが、キャプテンがマルゴ!と言い張るので船中はヒラ?マルゴ?ヒラ?マルゴ?って皆固唾をのんで見守ってます。



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掬った瞬間、キャプテン『はい!マルゴ~!』_/~|○


網から出してないしゾウキンやホース写ってるし、やる気のない画像…落胆ぶりを醸し出していますな(´・ω・`)

60cm弱、マルゴには届かず大ワカナなんですが丸々太ってよく引く個体でした。下にガーッっと引かれるとロッドは満月のごとくしなるんですが、その反発力に耐えきれなくなると頭をこっちに向ける、その瞬間ロッドのしなりが戻ってスコーンとテンションが抜けるんです。それがこの個体特有の引きによるものか、ロッドの特性なのかはわかりませんがバラシそうでマジ恐かったです。


デビュー戦、ヒラマサは出ませんでしたがなんとかボーズは逃れました。限界まで曲げてみたいですぅ(´・∀・)   
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2008年10月08日

off shore New! Rod!

キャプテンクニーにオフショアジギングに連れて行ってもらうようになってから、リールこそショアジギ用の'99STELLA8000Hを自前で用意して使っていたのですが、ロッドはキャプテンの貸してやるというお言葉に甘えてずっと使わせていただいておりました。




借りていたのはこのロッド

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画像はZenithのHPより



リールの場合、選択肢もあまりないですし予算ですべてが決まると言っても過言ではないのですが、ロッドの選択は難しいですよね。特にジギングの場合、シャクって食わせるという非常に重要な要素が伴うわけで、自分のシャクリに合ってきれいにジグを泳がすことができ、しかも疲労感が少ないというロッドを見つけることが課題になります。

ワタシの場合、ショアでもオフショアでも割とシャクリ幅の大きいワンピッチジャークを多用するのですが、シャクリ上げたときクッ!っと先が入って、そのままベンドがスイープにバットに移動していってピョン!とジグを跳ね上げる感じ…わけわかんねぇ(笑)まぁ、このピョン!っていうのを非常に重視しています。

ジグの重さは行くフィールドの水深とか潮の速さで決めるのですが、自分が多用するジグのその重さで上記のアクションを具現化できるロッド、それがまさしくキャプテンにお借りしていた Zenith 零ZERO式SHIKI60S-4であったわけです。非常にやわらかくShimanoスティンガーバタフライロング120gを疲労感なく長時間に渡って気持ちよくシャクれる、そんなロッドです。それがキャプテンに言わしめて


誰でも釣れるロッド_/~|○ということなんです。
↑前回ブログのコメントより



にもかかわらず、キャプテンはこのロッドを使いません。クニーさんが使っているのはJerkmanのショップオリジナルブランド、カバチ59MHカスタムモデル

ワタシには絶望的に固く、とてもシャクリ切れるロッドではありません。ではなぜこんなロッドを使うのかというとデカマサを獲ることしか眼中にないからです。デカマサは底の2、3シャクリ目で食ってくることが多く、ヒットした瞬間に頭をこちらに向かせて主導権を取れるかどうかが勝負の分かれ道になります。ロッドパワーのない柔らかいロッドだと、あっという間に根に潜られて終わりです。



そんなこんなを加味しながら、ワタシが選んだロッドがこれ…


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まったく同じロッドもつまんねぇだろっていうのもあったんですが、60S4より少しハリがあるロッドで、そこそこのヒラマサなら楽に取れるという邪悪慢のオヤジさんの言葉に乗せられて買ったって話…

0.3フィート長い分でハリの強い部分は吸収されて、今使ってるロッドと違和感なくシャクれるみたいなそんな話でしたが問題は長時間シャクれるかどうかですね。どうなりますことやら…


飾り巻きなんてなくていいから、あと3千円安くして欲しいって感じぃ(´・∀・)   
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