同じノットをどちらが組むのが上手いかなら勝負する意味もありますが、マニアが組むのはPRノット、ワタシはFGノットです。
PRノット、組むのに道具が必要で面倒なのですが締め込まない分PEの劣化がなく太糸を使用するジギングでは最強と言われてるノットなんです。
『勝負?あ~良いけどオレ負けて当然だから失うものナニもないが、オマエ負けたらブログの餌食だぜ!それでも勝負するの?』って自分の負けが見えてる勝負やんわりお断りしたんですが、せっぱ詰まったマニアそれでもいいって言うんです(汗)自分のノットがほんとに強いのか確認したいらしい
まぁ、この勝負に負ければPRノットを一から勉強し直せばイイでしょう…気合い入れてFG作らせてもらいますよ!
勝負はこんな感じで(´・∀・)
3m 5m 3m
(`へ´)←-------xxxx━━━━━━━━━xxxx-------→(゚Δ゚;)
ムギュー! FGノット リーダー PRノット キーッ!

上:ワタシが組んだFGノット、下:ダメ出汁マニアのPRノット
双方とも、PE:daiwa SALTIGA SENSER4号、リーダー:フロロ16号
PR、リーダーの端がノットに食い込んでますが、実はこれ一戦を交えた後なんです。
ワタシのFGは画像を写すために組み直しました。
てことは…
3m 5m 3m
(`へ´)←-------xxxx━━━━━━━━━xxxx-------→(゚Δ゚;)
ムギュー! FGノット リーダー PRノット キーッ!

上:ワタシが組んだFGノット、下:ダメ出汁マニアのPRノット
双方とも、PE:daiwa SALTIGA SENSER4号、リーダー:フロロ16号
PR、リーダーの端がノットに食い込んでますが、実はこれ一戦を交えた後なんです。
ワタシのFGは画像を写すために組み直しました。
てことは…

負けました_/~|○
ノットの端からPEが3cmくらい出ていますが、これは保護のハーフヒッチが解けた部分で矢印のところで破断しています。切れるべきところでちゃんと切れてくれたかな…
画像中、サナダムシみたいになったPEが勝負の凄まじさを物語っています。が、『なぁなぁ、PEがこんな状態になるのはオレが組んだところはラインそのものが劣化してたんじゃない!?』
と、いちゃもんを付けて…
新品ラインで再度勝負ぢゃ~!!!(笑)
新品ラインで再度勝負ぢゃ~!!!(笑)

ウヒヒ(゜∀゜)勝ってやった!
PRの破断箇所は矢印の部分です。
FGもいっぱいいっぱいだったみたいで、ノット部はギンギンに締まってますしノット終端でリーダーも曲がってますよね。ノットとハーフヒッチの繋がる箇所が不規則なんで要改善かな(´・ω・`)
PRノットの名誉挽回のために書き添えておきますが、実は勝負に勝つためにノットを組む際
こんなものを使ったんです。


一々めんどいので普段はツバを付けながら組むんですが、唾だと乾燥して飛んでしまうんですよね…水中と同じ強度を出そうと思ったらウェット状態をキープできるメンタムリップってわけです。
メンソレータムじゃダメなのか?ですか? ウェットをキープするにはより良いんでしょうが、いつもの癖でノットを舐めてしまったとき悲惨なことになるじゃないですか!てか、手元にちょうどこれがありました(笑)
一方、マニアのPRはドライ状態でしたので水中で勝負すればたぶん負けていたと思います。
あと、daiwa SALTIGA SENSERはクソ糸疑惑、同じ号数で他のラインより表示強度は強いんですが(てか、他のラインより太いんですけど…)、一本のラインの中で強度にバラツキがあって、よく高切れするらしいんです。あくまで疑惑ですが色々情報を集めたマニア『もう二度と買わねぇ~』ってました。
一応PRに勝ちましたんで、ワタシFGを組むスペシャリストってことで!組む際に留意していることを書きます。出たぁ~!勝った奴の講釈はうざいぞぉうざいぞぉ~(笑)
?ノットを締め込むときだけじゃなく、工程の要所要所で唾を付けまくる。
?ノットを締め込む際、あまりきつく締め込まない。
?に関して補足しますと、作製段階で100%の強度を出してしまうと後は劣化していくのみです。手袋とか締め具は使わずPE4号までなら素手で目一杯締める程度にします。少しでもノットを長持ちさせる策なんです。キャストとかファイト、根掛かりを使ってノットを締め込むというある意味手抜き(汗)ノットの画像を見てください、リーダーの切り残しは少し多めにしています。これが実釣に使うと徐々に短くなって半分くらいになると締め込み完了です。
締め込みは3回します。一回目は左手にPE本線、右手にリーダーとPE端糸、口にリーダー端糸を銜えて仮締め。2回目は左手にPE本線、右手にリーダー本線を持って本締め込み。そこからハーフヒッチと保護ヒッチをして3回目の締め込み、これをやらないとあっという間にリーダーの切り残しがなくなっちゃうんです。ちゃんとノットができてるか確認も兼ねてですね。その都度、夜のお勤めで培ったテクでデロデロ舐め回すのは言うまでもありません。この後、リーダーとPEの端糸を切ってライターで炙り丸めて完了です。
ライターで炙るときもしっかりPEに唾を付けて、また指で覆って絶対にPEに熱が加わらないようにしてください。PEは滅法熱に弱いですから確実に強度低下します。100%締め込む人はライターで炙る必要もないのかな。
さて、件のダメ出汁マニア、勝負に敗れた後『PR…ラインのヨレが…ヨレが…』と呟きながら夢遊病者のように去っていきましたが…どうしたものか…ワタシPRのことわかりませんのでどなたか救いの手を差し延べてやってくださいまし(´・ω・`)