食えそうもない外道しか釣れません。
手ぶらで帰るのもイヤなので餌木を振ると、これは期待を裏切らず渇いた心を癒してくれるのですが、誰もワタシがイカを釣ることなんかに期待してないだろうってことでブログを更新しませんでした。
あ、いま『おまえには何にも期待してないからとにかく書け』って言いませんでした?
久々のショアジギ、フルタックルでの釣行です。松江市近郊の磯はどこも夏枯れ状態、定置網にもまったくヒラマサは入ってないようです。少しでも可能性を求めて島根半島最西の地磯へ遠征してきました。
はっきりしない天候の中、大パノラマの虹が出現しました。
こんなに大きいのを見たのは久しぶりです。半分しか写せなかったのが残念…
仕事が押して午前6時に駐車場到着、すでに5台の車が停まっています。この地磯かなりの収容人数を誇るのでどこかには入れるでしょうが、良いところから埋まっていくのは世の常、目指す餌師の潮下という端のポイントは取れず真逆の端、餌師連中の潮上という最悪のポジションになってしまいました。
なぜ餌師の潮下が良いのか解説をしますと、潮に乗って餌師の撒き餌が流れてくる→ベイトが集まる→ヒラマサ寄るっていうのもあるんですが、潮上に居ると餌師がアップクロスにキャストしてちょうど沖の正面に浮きを投げ込んでくるので餌師寄りの半分は使えないという事態になります。仕方がないので自分も潮上にアップクロスに投げるということになるのですが、どちらかというとダウンクロスに投げてジグにしっかり潮をつかませてシャクリたい口なので自分的には釣れる気半減って感じです。
まぁ、オレ様が来たんでそこ空けろ!ってワケにもいかないので与えられたポジションでベストを尽くすわけですが、そんな殊勝な気持ち(笑)を神様はご存じのようでこんな魚をプレゼントしてくださいました。
アカヒラ(カンパチの幼魚)42cm
アカヒラ、今まで何本となく釣ってきましたが40upのこのサイズは初めてです。40cmが近くなるとどっかに行っちゃって居なくなるんですよね…。
青物御三家のショアからの引きを同じサイズで比べると
カンパチ>ヒラマサ>>>>越えられない壁>>>>ブリ
ってことだそうで、こんなちびっこでも50cmくらいのマメヒラマサくらい引くし瀬際で下に突っ込んでいくし久々に青物の感触を味わいました。
気になる味の方ですが、進呈した先の奥さん曰く『今度からヒラマサでなくてもこれでもいい!』だそうで、そこそこにおいしかったようです。60うpのカンパチ?アカヒラ?釣ってみていなぁ…あ、それ以上のサイズはたぶんオレには無理です(汗)