2010年05月19日

手ぶらもまた地獄

先日、天国への階段を昇って地獄を見た地磯(笑)ぬ先生と再度逝ってみました。

 

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マズメに到着するとすでに潮目が出ています。

 


取り急ぎチャッチャッチャとスズキのチェックをして、ショアジギタックルの準備

ドラグを手計りで4kgくらいに設定しようと少しずつ締めてラインをギューっと引っ張ってると…

リールの内部からパキッ!という不吉な音が( ゚Д゚)

恐る恐る巻いてみるとロックしてまったく回らない_ト~|○オワタ

たぶん摺動子が壊れてます。そういやぁ、最近上下死点でカクッって変な感触があったんで摺動子とスプールシャフトを固定するネジが緩んでるような気配はあったんですが、そのうちメンテしようと放置していたらこのザマ…

リールは部品換えれば直るんだけど、地獄の底のような地磯まで来て本来の釣りができないのが辛い。

他に持ってきてるのはいつもシーバス釣りで使ってるTenryu SRM86LimitedとALIVIO C3000、1.5号PEに5号リーダーのセット。ショアジギに疲れたらこれでイカを狙って、あと真鯛が接岸してるみたいなのでショアタイラバやってみようと思ってたのですが、これがメインになってしまいました。


エギングはそこそこにシマノ炎月投式28gを投げ倒してみたのですが

 

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こんなのは釣れました…


あと、ナブラが出たのですが ぬ先生のショアブルー80gとかミノー、ペンシルにはまったく反応がなく、唯一反応したのはタイラバのアクション付き早捲きのみ。磯際に5cm位のシラスがたくさん居ましたので、これがベイトでシルエットの大きいものは食ってこなかったのではないかと思います。

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この炎月投式28g、水深30m超で着底までイラッっとくるかな?と思っていたのですが割と沈降速度が速くストレスなしで使えました。

捲き速度を色々変えて引いてみたりしても真鯛からのコンタクトはなく、居るのか居ないのか今時期の食性が合っているのか合ってないのかも不明で辛い釣りでした。どんな釣りでもそうですが一匹釣るまでがたいへんですよね。


今回は天国への階段を上るのは楽ちんだったんですが、こんなところまで来て手ブラなのもまた地獄でございました。。。

  
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2010年05月12日

天国への階段

ナニを思ったか、ぬ先生から『タッコさん、ちゃらい磯にショアジギしにいこーぜ!』というメールが来ました。

は?ちゃらい磯ってナニ?って聞くと、なんでも一匹はアオリを釣っておきたいそうでショアジギはワカナに遊んでもらえばいいくらいと言うではないですか。本音は最近運動不足でハードな地磯は行きたくないと察知したワタシは近隣で一番ハードな地磯にご案内しました(笑)

この季節、一発大物は回るそうですがレギュラーサイズは少なく釣れる確率が低いのであまり期待はしていなかったのですが、

 

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とってもスレンダーな豆ヒラマサが釣れたです。



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朝7時くらいに釣り座から斜め沖方向に綺麗な潮目ができたのですが、消滅するまでの1時間に



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先生と二人で豆ヒラ3、小豆ヒラ1、大ワカナ1でした。

 


45cmくらいの小豆ヒラと55cmくらいのハマチはショアでもオフショアでもめずらしいサイズなんでよく見ておいてくださいね(笑)


なぜか島根半島で釣れるのは

ブリ
40~50cm、65~70cmでショアからはそれ以上は釣れない
しかも40~50は一年中釣れる…おまえら育たないの?という不思議

ヒラマサ
釣れるのはほとんど60~70cm、それ以下は居ない?それ以上はウデがないから(笑)


さて、ここで問題が…
豆ヒラ2.5kgx3、小豆ヒラ1kg弱、大ハマチ1kg強、ぬ が釣ったアオリ1.5kg、保冷剤1.1kgx2、総重量約13kg、天国への階段を担いで上がらないといけない…

死にました_ト~|○

  
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2010年01月07日

新春初売り

皆さんは磯に出かけるとき足下はどういうスタイルでしょうか?

ワタシの場合、足下が濡れても冷たくない初夏から初秋にかけてはスパイクシューズ、その他の季節はスパイクブーツだったのですが、釣友のシンチャンに『クロロプレーン靴下を履くと水溜まりに入っても中は濡れませんよ!』と教えてもらってから通年クロロプレーン靴下+スパイクシューズというスタイルになりました。

このスタイルですとスパイクブーツに比べて足のホールド性が格段に上がり具合がとてもいいんです。といいますか、小さい段差でもつまずいて転んでしまうお年頃ですのでスパイクブーツだと怖いんです(汗)

難点は通気性がないので中で冬は結露して靴下が濡れる、夏は蒸れる、水溜まりに入るとシューズを洗うのが面倒くらいでしょうか…


近所の釣具屋に行くと2000円ほどでありましたので購入したのですが、4,5回釣行すると繋ぎ目から浸水するようになってしまいました。


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安物のネオプレーン靴下、裏側

こ、これは…(汗)



そのことをシンチャンに報告すると『ダイワ、シマノ、東レetcのメーカー製を買わないとダメです!』と…(´・ω・`)シマノを3年くらい使ってるけど全然大丈夫だそうです。


浸水量も少しですし、原形はとどめているので(そんな問題?(笑)我慢して使っていたのですが、量販店の新春初売りめぐりでシマノ製が安くなってるのを見つけました。



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メーカー小売り希望価格¥3,800,-(税込み¥3,990,-)
通常価格20%オフ、初売り価格40%オフ




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裏返してみると…な、なるほど


最初からこれ買っておけばよかったですわぁ(´・ω・`)

貧乏人の銭失いしてしまいましたorz




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ホームセンターに行くと1000円未満で売ってるんですが、

間違っても手を出さないでくださいね。


この製品なんか『抜群の保温性』と書いてありますが、

『防水』の文言はどこにもないです。正直で好感は持てますが(笑)
  
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2009年11月29日

自慰阻B

一昨日、波気もなく快晴、風は南から2mと絶好の釣り日和でした。

これからまたしばらくあまり釣りに行けなくなりそうなので、単独釣行でしたが頑張って市内の地磯に行ってみました。


平日なのでそんなに人も居ないだろうと踏んで4:30に現地着、…なんがなんが駐車場にはすでに6台の車がっ!釣りが始められる2時間前ですよっ、みんな気合い入ってんのね(´・ω・`)

ここはあきらめて別のエリアに行き6時の出船を待って沖磯に渡るという選択肢もあるのですが、今日の釣行は9時までと決めて来てるので却下。片道20分の山道踏破をして良い場所が取れなかったら投げずに帰る!と決断しました。

留まってる車をよく見ると、1台は車内で待機中、1台は爆睡中、てことは5番手…この駐車場からABCと3つの地磯にアクセスできるのですが、少なくとも1つの地磯には2番手あわよくば1番手で入れる可能性がある。一番人気のAは一番乗りした人が入ってるだろうから、Bに行って3番手だったらC行きだな

そして、B着…3番手なんですが、なぜか2番立ち位置が空いています。この地磯B、一番立ち位置も2番立ち位置もそんなに釣果かわらないんです。ラッキー!生きててよかった(゚∀゚)

一番手のオジサンに挨拶、すると以前この地磯に通っていたときによく出会っていた餌師の方でこれまたラッキー!生きててよかった(゚∀゚)大袈裟なんだって(笑)


とまぁ、地磯釣行にありがちな葛藤そして決断を征し、実釣へと移るのでした

-つづく…って、オイッ!



そして東の空がほんのり明るくなり始めた頃、実釣開始

人の顔がわかるかわからないくらいの明るさのこの時間帯でもジグを投げてアタリを取ったことは何回かあるのですが、なぜか乗せたことがないんです。ゴンッ!っと結構な感触が伝わってきたので小物じゃないとは思うのですが、そんなことがあった日は例外なく後はなんの反応もなく終了ってトラウマがありまして、最初はシンキングペンシルから投げてみました。

投げて着水後すぐにジャークをして水面を走らせるということを繰り返していたら、グッ!と重くなりました。

チィ!ゴミが引っかかったか…


と思いながら上げてみると


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なんじゃこりゃ?今季初アオリ(笑)



こんなプラスチックの固まりがバチャー!バチャー!と寄ってきたら驚いて逃げると思うので、事故的に引っかけたはないと思うのですが…バイトしてきたと信じたいです。



しっかり明るくなってからジグをシャクリ始めましたが、何事もなく時間は過ぎていきます。

9時まであと残り30分、潮は緩やかに本潮(対馬海流と同じ方向の流れ:西→東)が効き始めたので何かしら反応があってもいいのですが、一番立ち位置の餌師のオジサンに聞いても朝から餌がそのまま残って上がって来る…ナニも居ない…死の海らしい

残り15分、、いっか…今日はボーズじゃないからなオイオイ敗北を覚悟してボーッとしながらワンピッチでしゃくってると、シャクリ上げた竿がぬーっと重くなりました…

ゴミ?魚?ここまでナニもないと半信半疑なんです。一応合わせを入れて竿に聞いてみると、グググッ、グググッっと竿先に振動が伝わって来てます。サカナ(゚∀゚)キター

一応第一関門突破しましたが、まだ喜ぶわけにはいきません。次の関門は『魚種』、あのスーパーで298円で売ってる40cmくらいのヒラマサモドキだとガソリン代にもならないわけ。

恐る恐る巻いてみると(笑)ケッコーな重量感!そして時折ゴンッ!ゴンッ!と首を振る様がっ!ヒラマサ(゚∀゚)キター第2関門突破!

第3関門はなんなんですかね?大きさ?いえいえヒラマサだったら何でもいいんです、豆ヒラでも小豆ヒラでも陸に揚げられれば何でもいいんです。うれしいんです。




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見事な豆ヒラ(笑)全長66cm・叉長59cm




第3立ち位置のジガーにタモを入れてもらい幸せ気分に浸ってると、第一立ち位置の餌おじさんも『タモー!タモー!』と叫んでいます。どうもWヒットだったみたい。一瞬の回遊をモノにできて満足しながら自慰阻Bをあとにしました(女喜)



■2009/11/27 若潮/快晴■

am8:45-ヒラマサ全長66cm叉長59cm
Daiwa SEAHAEK SJ97H
Shimano 99STELLA8000H
PE3号+Seaguar14号3ヒロ
maria Shoreblue80gPH
cultiva SJ-41 #7/0   
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2009年10月29日

ショアマサ

釣りに出られる日に天気、風向、波高を照らし合わると『もう今日はショアジギ行くっきゃないでしょう!』という日が何日もあったんですが、起きられなかったり仕事終わって車走らせると家と海の分岐点でウインカーは家方向が光ってたりしまして…


諸悪の根元はこれ…

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とりわけ面白いというわけでもないのですが、
一話終わると次の展開が気になる気になる(笑)



といいますか、大体にして釣りは一人でイクのが好きハート

行くのが辛くなったらやめられるし、やめたいときにやめられるし自由でいいんです。

が、これがショアジギに出られない要因だというのにようやく気づきました。

釣りが始められる2時間も前から暗い山道を歩き釣り座を確保、居るか居ないのかわからない海に向かってジグを投げてひたすらシャクリ続ける…地磯のショアジギなんて修行以外なんでもないです。何の制約もない単独釣行は無理です。



それが辛くても、こんな美しい魚体を見たいがために行くんですよね

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磯のヒラマサは被写体として最高です。


全長62叉長55、小さいですが久しぶりのショアマサ嬉しいんで大きい画像で(喜)


道連れになってくれたヤマデンちゃんありがとうございました!



■2007/10/28 若潮/晴れ■

am7:40-ヒラマサ全長62cm叉長55cm
Daiwa SEAHAEK SJ97H
Shimano 99STELLA8000H
PE3号+Seaguar14号3ヒロ
shimano StingarButterfly Long120g
cultiva SJ-41 #9/0   
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2009年04月30日

当たり日とハズレ日@ショアジギ

4月上旬と中旬の釣行です。

4月上旬、島根半島東部の沖磯…水深40mに壁のように立つ細長い島、言うなれば天然の沖防みたいな島です。足元からズドンと落ちていてオフショアに一番近いショアな感じがして以前から行ってみたいと思っていました。が、なにせ低い磯でベタ凪じゃないと渡してもらえないんです。1月の下旬からずーっとラブコールを送り続けようやく渡してもらえました。


が、


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同行者のこの姿…


見ていただいたらまぁ釣果の方はご想像の通りでございます。



朝5時半に渡り、6時前から11時の撤収まで5時間シャクリ続けたんですが、まーカスリもしなかったです(´・ω・`)潮が島にまともに当たる潮だったからでしょうか?一緒に渡った餌師達もダメダメだったので腕じゃなくて運が悪かったと言っておきますわ(´・ω・`)

こんな日はほんと辛い、、、なんでこんな釣りしてんの??って思いますが、不思議とビガーパンツ履いてなくてもシャクリ続けられるんですよね、

『渡船代、絶対元取ってやる!!!』@貧乏性(笑)

てか、オレも寝てればよかったorz



次に4月中旬これも沖磯、単独釣行です。

↑↑↑の沖磯にリベンジに行こうとSTRONG SHOREのyamane御大を誘うと、その日、違う沖磯でヒラマサをゲットしたというお話し…前日の釣果はまったく当てにならないのが釣りの定説なんですが、情報がないところに行くよりはあったほうがまだマシというわけで二匹目のドゼウならぬヒラマサを掬いに行きました。


シャクリ始めて1時間くらい経過した頃でしょうか

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BOZE逃れ的なソゲがヒット

リリースサイズなんですが、掛かりどころが微妙なんでおいしくいただきました。



それからしばらく沈黙のあと

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マルゴ70cm


ジグはワタシがオフショアで多用するシマノ、スティンガーバタフライロング120g。このジグ、重量の割に引き抵抗が少なくショアロッドでも楽にしゃくることができます。左右非対称でスッと軽くなったりグッと重くなったりイレギュラーにダートしている様が手に伝わってきてなかなか楽しいです。ただ、重いのでワタシの力では振り抜けないのとキャスティング用じゃないので飛行姿勢が悪く飛距離がでないのが難点…

このあと10分おきくらいにマルゴがヒットした場所と同じところで、残念ながら乗りませんでしたが当たりが2発ありました。同じマルゴの群れがその辺りを回遊していて当たってきたんじゃないかと思いますが?

その後、虎の子スティンガーバタフライロングをサワラ?サゴシ?に盗られ(涙目)当たり5発目、6発目はついにヒラマサが当たってきました!が、抜き上げようかorズリ揚げようかorタモで掬おうか躊躇した一瞬、磯際でばらしてしまいました_/~|○まぁ、これもよくある話しで…

ショアジギでこれほどの当たりがあるのは割とめずらしいことで(除くワカナ祭り)2匹しか水揚げできませんでしたが、yamane御大のおかげで楽しいひとときを過ごすことができましたとさ   
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2008年12月21日

最近の釣果ショア編

いやいやいや、釣りにはそこそこ出かけていたのですが、使える時間を目一杯釣りに使うと割食うのはブログの更新ってわけでごぶさたしてしまいました。

前回更新からショア、オフショアジギングとも3回くらい?出かけたような気がします。今回はそのショア編


この時期のショアジギングってホント辛いです。沖磯ならともかく地磯となると場所取りのために朝4時過ぎには駐車場に着いてポイントを目指すことになります。そんでジギングができるようになるのが6時半頃…それまで2時間なにしてんの?って感じ。たいがいは釣れもしないシーバス狙いをするんですが、これがまた今年は輪をかけて釣れてないわけですよ。

んで、ようやくジギング開始してもびみょーに風向きが予報と違って斜め45度向かいから横からビュー…釣りにならなかったっす(´・ω・`)


それでも不思議と丸ボーズってならないもんで、毎回ヒラマサ青物



つまりこいつ

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だけは律儀に遊んでくれました(笑)



今秋は近隣の地磯にも大型のヒラマサが回っていたようですが、高水温が続いたせいかベイトのアジがほとんど居ないようで釣れ頃の豆ヒラマサも少なかったようです。そんで豆ヒラもワカナも毎年より型が小さいですね。

仕事が年末モードに入って今年のショアジギは終了なのですが、後半からオフショアに浮気したとはいえなんだかなぁな一年でした。ワカナだけはメチャ釣った(笑)


来年はワタシでもヒラマサが釣れるいい年でありますように…   
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