2007年02月18日

ヒラマサとハマチの違い

去年のはなしですが(^^ゞコメントで、Run&Gun Saltのまっちゃんからヒラマサとハマチ、カンパチの違いを書いてくれという依頼がありました。遅くなってスイマセン(´・ω・`)お断りしておきますが、私ハマチは相当数釣ってますけど、ヒラマサはまだ両手ではかなり余るほどしか釣ったことがありません。カンパチに至っては当地でアカヒラと呼ぶ幼魚は釣りましたけど成魚になると近海に居なくなってしまうのでお目に掛かったことすらありません。そんな状況ですのでここを見てくれと終わらせてしまうのが正解のような気がするのですが、それでは芸もないのでわからないなりに解説をしてみます。錯誤は大目に見ていただきコメントでやさしくご指摘いただけたら幸いです。


まずカンパチですがヒラマサ、ハマチとの見分けは容易です。頭部に目を横切るように黒い線があります。わかりやすい画像のストックが無くて申し訳ないのですが、これを上から見ると『漢字の八』に見えます。これがカンパチと言われる由縁です。体高があり身の厚さが薄く(側偏)体色が赤みを帯びた灰色なのですぐに区別がつきます。

faad9053.jpg



難題なのはヒラマサとハマチとの見分け…まず2枚の画像を見比べて全体の印象を感じ取ってください。


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5205af83.jpg

左…ハマチ、右…ヒラマサ


体色がハマチのくすんだような青に比べてヒラマサの方は全体的に黄色みがかっています。ハマチが日本近海の固有種なのに対しヒラマサは南方系で少し熱帯魚チックな感じ。体型もハマチは肉厚があるのに比してヒラマサはそれを押しつぶしたような感じで体高はハマチよりも高いですが肉厚は薄い…つまりヒラマサの方がハマチより平べったい。が、体色、体型とも個体差があって決定的な根拠にまったくなりません。


よく言われるのが次の画像の違いです。

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上顎の後端が(左)ハマチ…角張っている (右)ヒラマサ…丸まっている


が、これもなんとなく丸いハマチや、妙に角張ったヒラマサがいるようで決定打にはならないようです。


では決め手はどこに…

34ae8cfa.jpg


通説によると

ヒラマサ…胸鰭と腹鰭は、腹鰭が長い
ハマチ…胸鰭と腹鰭は、ほぼ同じ長さ


ということになっているようです。2枚目と3枚目の画像で見比べてみて下さい。


ところが、こんな画像を

1010c99e.jpg


キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!

なんて送られてきたらどっちか皆目見当尽きませんよね(´Å`)そのときは胸鰭の付け根の上端が黄色い線にかかっていたらヒラマサ、隙間があればハマチと判断しています。


ながながと説明しましたが外観による違いは微少なものでこれらを総合的に見て判断するしかないようです。一番の違いはヒットしてからのファイトの違いでしょうか。下に突っ込んでいけばヒラマサ、水平方向に引くのがハマチです。下に向かって突っ込まれるということは危険な瀬回りでラインを切られることが多く別な言い方をすれば

運が良ければ獲れるのがヒラマサで運が悪ければ獲り逃がすのがハマチ

なわけです(;゚Д゚)ホントカ?



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あぁ~、ブログの本文中に広告が入るようになっちゃったよ(´・ω・`)
ドリコムブログ終わったな…

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2007年02月13日

アオリingのはずが…

イカの話ばかりですいません(´・ω・`)あれほどイカ釣りを忌み嫌っていたのに…だって、他に釣るモノないんですもん(´Å`)

最近、某波止場でキロアップのアオリイカが釣れているという話を聞いて逝ってきました。自分の中でこの季節にアオリが釣れるとしたら日中良く晴れた日の夕マズメ、深場に隣接した水深10m前後のところが狙い目かなと妄想してたんですが、天候や昼夜問わず釣れてるらしいです。


仕事が終わり午前4時半波止場に到着、連休でヤリイカ釣りのウキがずらーっと並んでることを覚悟して行ったのですが、この付近はヤリの調子が悪いみたいで波止の付け根と先端に2人ずつ居るだけで中央付近を独り占めすることができました。

たぶんボトム付近にステイしているだろうことを想定し沈めて軽くシャクル、再び沈めてシャクル…ヤリingと比して釣りしてるって感じだよねぇ(´∀`)と思いながらしゃくってるとモサッ!と乗りました(゚∀゚)


なんか引かねぇ…もしかして
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(;´Д`)はぁ、しゃくったら釣れないって聞いてたのに…


その後、何もなく過ぎゆく時間。朝マズメの薄暮を迎えると続々とエギンガー達が集まってきた。5,6mおきに並び、皆一応にボトムをとるためにキャスト後ロッドを下に向けてじっとしているので波止はさながらゴルフの打ちっ放し場を思わせるような光景に(笑)この時間が一番熱いのは想像に難くないのだが、同行していたメバラーがすっかり活性を下げてしまったのでやむなく退散(´・ω・`)撤収間際に隣のあんちゃんが800gくらいのを揚げたのは確認しました。

小型の♂ヤリが釣れたってことはボトムがとれてないかもしれないですね。なにせイカ素人なんでよくわからんです(^^ゞ根掛かりでロスト怖いし…ダメダメじゃん(´Å`)   
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2007年02月09日

ヤリing

いやいや、このオフシーズン他にはまってしまったことがあってすっかりご無沙汰です。びみょーに釣りには出掛けてはいたのですがブログを書く時間まで捻出できず失礼しました。

さて久々の釣行、某山陰の釣り誌にヤリイカをエギで釣るという特集が組まれていたのを見て挑戦してきました。が、シャクリ方もポイントも何もわからないので最近ヤリingにご執心のKitty凸男にメール。すると現地で実地指導してくるとありがたいお言葉、BOSEがないという某漁港の波止へ連れていってもらいました(´∀`)

指導内容は

絶対しゃくってはダメ!

これだけなんだそうな…あとはお好きにどうぞ、と(´Å`)

なんでもシャクリを入れるとヤリイカは警戒してエギを抱かないらしい。またできるだけ長くエギを見せるためフォールの遅いエギを使うのがいいらしい。そんなことを聞きながら現地に到着すると凸男が言った

『tapさん、今からするのはゲームじゃなくて漁ですから』

なんのことかわからぬままその漁とやらを開始。適当に遠投して底まで沈めたり中層からシャクリ、否しゃくったらダメでした、ロッドをゆっくり煽って竿先を下に降ろしながらラインスラッグを取りテンションフォールさせる、この繰り返し…つ、つ、つまらねぇ(´Å`)ようやく凸男の言ったゲームじゃなくて漁だという言葉が理解できた(´・ω・`)


9c82c15c.jpg

胴寸30cm前後と小ぶりながら2時間で♂4ハイほど釣れました(・∀・)

ヒットしてもまったく引かないし…ホンダワラの方がよっぽど手応えがあったとです(´・ω・`)
こりゃ、帰ってからどうしごして食べるか妄想して楽しむゲームですな…(笑)



2007/1/9 小潮/曇り
AM05:40
Tenryu SRM86Limited
Shimano 05Alivio2000 6BB改
PE1.0号/Seaguar2号
Yamashitaエギ王3号蛍光…詳しくシラネ(´Å`)
ヤリイカ(テナシイカ)胴寸30cm4ハイ   
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