2010/3/28…ボディの二度洗いについて追記しました。
2010/3/30…ステラ、ツインパワーのスプール塩抜きについて追記しました。
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あいかわらずの天気でございますです。なんでも良いから釣りに行きたいのですが休みと好天がシンクロしません。はぁぁぁぁ(´Å`)
さて、以前リールの注油について書くと言いましたがその前に釣行後のリールの手入れについて書きます。最初にお断りしておきますが、ここで紹介するのは私がやっていることでこれが正解ということではありません。もっと良い方法とか間違ったことを記述していましたらコメントからご指摘頂ければ幸いです。
■ラインローラー付近を中心にして水を軽くかける
ウォッシャブルと謳ってないリールに水をぶっかけるのは賛否両論あると思います。水を掛けてはダメという理由は『機関内部に浸水する』『表面の塩分が隙間の奥に入り込んでしまう』ということなんでしょうが、少々水をかけたくらいで浸水したら雨の日には使えない、部品の隙間に入り込んでしまった塩分は洗い流さないととれないと考えての所行です。
ただ、次の事には気をつけてください。
・スプールが一番引っ込んだ状態にしておく。
・ボディハンドル側が下向きになるよう傾ける。
・ボディよりスプールが上になるよう傾ける。
・過分な水圧が掛からないようにする。
長時間掛けないようさっと5秒くらいでOK。ボディは飛沫で濡れるくらいの感じで良いです。アルテグラ等のハンドルの反対側のキャップが供回りするタイプはここからも浸水しますので特に気をつけてください。
左ハンドルだとこのネジ部分に十分に水を掛けることができません。特にマグネシウムボディは点掛けするとか濡れタオルでよく拭くとかしてください。
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■2010/3/28追記■
この水を掛けるという作業を時間を置いて二度します。
一度目は全体を濡らすという作業
時間を置くと塩が溶け出します。
二度目は溶けて塩水になったのを洗い流すという作業です。
こうすることによってラインローラーとかアームカムの隙間に入り込んだ塩も洗い流すことができます。
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■スプールをはずして全体を拭く→ハンドルを勢いよく回して水を切る。
固く絞った濡れタオルで全体を拭いてください。そのあとはまぁ、見ての通りです。ダブルハンドルなんでいつまでも回ってます(笑)ラインローラーとかアームカムの隙間の水を飛ばしてやります。
■ラインの塩抜き
シマノのスプールは電解腐食を起こしやすいので釣行毎に塩抜きすることを強くお奨めします。本当は流水の中に浸けて放置するのが一番なんでしょうが、STELLA、Twinpower、05BIOMASTER/typeSはスプールの中にベアリングが入っているので絶対にドラグ部に水を入れないでください。その他の機種もドラググリスが水と混ざると白濁して本来の性能を発揮しなくなります。完全に塩抜きできませんが、両掌で両端を挟んで防水をするこの方法が一番簡単かと思います。
この作業を、時間を空けて何回か繰り返します。PEは撚り線なので時間が経つと撚りの間から塩が出てくるからです。『そんな暇ねぇ~よ!』なんて言わないでくださいね。いくらでもすることあるでしょ、リール拭いたり、ルアー洗ったりロッド洗ったり、その合間合間にこの作業を挟んでください。
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■2010/03/30追記■
ステラ、ツインパワーなどスプールに穴の開いたタイプの場合
ドラグ側を手のひらで押さえて、画像のような角度から水を当ててください。こうすればドラグ部内部に浸水することはありません。
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■終了
風通しの良いところに置いて乾燥させます。と言いつつ、σ(^^;)はさっさとリール袋に入れちゃいますが…
では次回は注油について…